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ストアを作成する


Magentoの強力な特徴のひとつに複数のウェブサイトを1つの管理画面で管理できるという点があります。この特徴を出すために、Magento特有の3つの大きな要素を理解する必要があります。

1. Webサイト
2. 店舗
3. 店舗ビュー

これらを組み合わせることによって、複数のサイトを1つの管理画面で運用することが出来ます。それぞれの要素を階層で表現するとこうなります。

store_tree1

ざっくりいうとオレンジ色の部分の数だけ別々のWebサイトをつくることができます。

と、概念的なことを言っても分かりにくいと思うので具体的な運用例で行くと下記のとおりです。

store2

この例のモデルは町の本屋さんです。その本屋さんは本とCDを扱っていて、Web販売をはじめようとしているとします。

Webサイトのドメインはconsumer.comに決めました。

本とCDは客層が違うため、Webサイトの見た目を変えたいという要望があるあります。わかりやすく”店舗”をBook StoreとCD Storeに分けます。

そして、本は漫画を多く取り扱っているため、海外への販売も考えて日本語と英語の2ヶ国語を切り替えられるようにします。

この条件を満たすように店舗管理をすると上の図のように設定していくことになります。

ここまでが概念的な話です。次に具体的にどういう風に設定していくかを見ていきます。

大きく7つのステップを踏むことによってWebサイトが表示されるところまで到達することができます。

1. カテゴリを作成

Magentoではカテゴリを階層的に作っていくことができます。本屋の例でいうと、”本”というカテゴリと”CD”というカテゴリを作ることができ、それがルートカテゴリと呼ばれるものになります。

それぞれのWebサイトは1つのルートカテゴリを持つ必要があります。なのでステップ1としてルートカテゴリを設定するというわけです。

※以下説明はEC技研さんの日本語化エクステンションを入れた後の名前、すなわち日本語になっていますのであしからず。

メインメニューのカタログからカテゴリ管理へ行きます。全般タブを押すと下記の画面が現れるので、”名前”欄にカテゴリの名前を入れます。さらに”有効”を はい にします。

category

続いて表示設定タブへ行き”Is Anchor” を はい にします。

category2

変更が完了したら、右上の保存ボタンを押します。これで”本”カテゴリが追加されました。同様の手順でCDも追加しましょう。

2.Webサイトを作成する

メインメニューのシステムから店舗管理をクリックします。表示されたページの右上にあるウェブサイトを作成をクリックします。
website2

Webサイト情報を入れていきます。名前とコードが必須項目なのでこちらにドメイン名のピリオドの前までをそれぞれいれます。ドメインを取っていない人も仮でかまわないので予定しているドメイン名を入れておきましょう。コードはこの後の設定で多用するので英語(シングルバイト文字)にしておいたほうが良いです。

site2

3.店舗を作成する

画面右上から店舗を作成をクリックします。ウェブサイトは先ほど作ったウェブサイトconsumerを選択します。名前は”本”と記入し、ルートカテゴリは”本”を選択します。

store

入力したら右上の保存をクリックします。

4.店舗ビューを作成する

右上の店舗ビューを保存をクリックします。必須項目の店舗には”本”を、名前には”日本語”を、コードには”japanese”を、そしてステータスは”有効”にします。

store3

店舗ビューを保存 をクリックします。

ここまで設定すると下記のように店舗管理画面に表示されます。
website5

5.URLを設定する

Webサイトには固有のドメイン名をつけることができます。必ずしもドメイン名である必要はなく、サブドメイン、サブディレクトリを設定してもかまいません。

管理画面のトップナビゲーションからSystem -> Configurationに進みます。

左上の現在の設定対象を先に設定した店舗ビューを選択します。この例では”日本語”です。そして非セキュア、セキュアのベースURLの”ウェブサイトの設定を使用する”をuncheckします。さらにインプットボックスに固有のドメイン名を入れていきます。例ではポート番号も入っていますが、もちろんなくてもかまいません。今後このウェブサイト(店舗ビュー)にはこのURLでアクセスすることになります。
url1

6.Apacheの設定ファイルに追記します。

先ほどの作業で設定したURLをWebサーバの設定に追記します。

まずは下記のコマンドでApacheの設定ファイルを開きます。
vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

下記を参考に追記してください。Apache設定ファイルの詳細は趣旨から離れるので割愛します。

<VirtualHost *:8093>
       DocumentRoot /var/www/html/xxxxxx
       ErrorLog logs/wls-error_log
       CustomLog logs/wls-access_log common
       ServerAdmin webmaster@consumer.com
       ServerName consumer.com
       <Directory  /var/www/html/xxxxx >
               AllowOverride all
               Options -MultiViews
               AllowOverride All
                Order allow,deny
                Allow from all
       </Directory>
</VirtualHost>

次にドキュメントルートの.htaccessに下記を追記します。MAGE_RUN_CODEにはWebサイト設定で指定したコードを入力します。

SetEnvIf Host www.consumer.com MAGE_RUN_CODE=consumer
SetEnvIf Host www.consumer.com MAGE_RUN_TYPE=website
SetEnvIf Host ^consumer.com MAGE_RUN_CODE=consumer
SetEnvIf Host ^consumer.com MAGE_RUN_TYPE=website

7.ホームページを設定する

デフォルトではホームページ(トップページ)はmainサイトのみ有効となっています。したがって、作成した新しいサイトにアクセスするとホームページがないというメッセージが表示されます。解消するには新しいサイトにホームページを設定してあげるか、既存のホームページに新しいサイトを追加してあげます。

メインメニューからコンテンツ管理のページをクリックします。続いてHomePageをクリックし編集します。店舗ビューに新しく追加した”日本語”ビューを選択状態にして保存します。
homepage

お疲れ様でした!これで新サイトのURLにアクセスするとホームページが表示されます。

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公開日:
最終更新日:2015/02/12

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