私ごとですが、このサイトを含む全てのサイトをAmazon EC2からWPS レンタルサーバーに移しました。
理由はズバリ割安だからです。
手持ちのサイトも増えてくると当然、リソースをたくさん使うことになります。EC2のmicroバージョンをケチケチと使っていても、数十ドルはいってしまいます。
microは最初の1年は無料というキャンペーンをやっていたので、あまり気にしてもいなかったのですが、キャンペーン終了後の値段をみると、「むむむ、もっと安いところあるでしょ」ってことでWPS レンタルサーバーに変えました。
運営会社
このWPS レンタルサーバーは有名なエックスサーバー株式会社がWordPressに特化してホスティングをしているサービスです。新規サイトの構築もワンクリックで完了。コントロールパネルもシンプルで無駄がないし、僕的にはとても満足しています。
このWPS レンタルサーバー、1アカウント作れば30個までWordPressのサイトが作れるというスグレモノ。これで月々1000円ちょっととか庶民の味方すぎです。
だらだらと書いていても分かりずらいと思うので、以下、イイネ!と思う事をまとめます。
価格
3ヶ月契約で月々1,200円。1年契約なら月々1,000円。2014年11月13日現在、初期費用ゼロキャンペーン中です。
料金票
参考までに、Amazon EC2でWordPressサイトを2つ(IPは1つ)運営していたときは、だいたい月々$20前後でした。従量課金制なので、人気サイトなんかはもっといっていると思います。
安定性・スピード
切り替えてから約1ヶ月、不具合ゼロです。スピードも満足しています。
Amazon EC2ではたまに激重になったり、MySQLが勝手にリブートしたりしました。画像のアップロードも時間がかかることがあって、プリプリしていました。原因は不明です。
移行の容易さ
他のホスティングから乗り換える方は移行の容易さも大切な要素だと思います。
僕はWordPressでマルチサイト機能を使っていたので、ちょっと普通より複雑でしたが、特に大きな問題もなく、切り替えることができました。
単純な移行ならば、phpMyAdminでデータベースをインポートし、あとはFTPでファイルを置けば完了です。お猿さんでもできます。
気になったこと
EWWW Image Optimizer というプラグインを使っている方は下記のエラーをくらいます。
いろいろ調べたのですが、WPSではこのexec()を使えないようなので、プラグインをオフしましょう。
まとめ
Amazon EC2をディスっているような投稿ですが、決してそういうわけではありません。もっと上位のlargeとか契約して、リソース管理もしっかりやればかなり使いやすいサービスだと思います。
エンジニアとしてはSSHで入って、ルートから何でもできるのはやっぱり強い。これはWPS レンタルサービスではできません。
適材適所ってことですね。
大規模システムや複雑なことをやりたかったら、Amazon EC2 や Microsoft Azure を使うのがいいと思います。WordPressをご利用の方、特に複数サイトを持っている方にはWPSがお勧めです。
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