例えば問い合わせの件数を測定するとき、何をもって問い合わせがされたとカウントするのかというと、一番わかりやすいのは問い合わせ後に表示される”お問合せ有難うございました”ページ、いわゆるThank you ページが表示されたら、カウントアップする方法です。
Thank youページが用意されているサイトならばこの方法で問題ないのですが、このページがない場合も結構あります。
こんな時はどうするのでしょうか?
答えは”URLにパラメータを付ける”です。
問い合わせページのURLが下記のようなものである場合、
http://example.com
下記のようにパラメータを付けます。(仮にthankyouとしていますが、好きな文言でOKです)
http://example.com?thankyou=1
そして、Goal設定でこのURLを指定してあげます。
ちなみに、これは問い合わせボタン押下時にページが再描画されるときはGetパラメータを付けたりして簡単にできますが、javascriptなどでSubmit処理をしている場合はちょっと工夫は必要です。
例えば、WordPressの有名な問い合わせフォーム作成プラグインであるContact7は問い合わせボタンを押すと、同じページ内で”メールが正常に送信された”旨がメッセージとして表示されるだけで、Thank you ページへの遷移はありません。
こちらのサイトに解決方法が書いてあります。
https://datify.co.uk/setup-goal-tracking-contact-form-7-google-analytics/
追記:9/23/2016
もしこちらの方法で取得できない場合は下記の方法を試してみてください。
http://levashov.biz/setting-up-universal-google-analytics-goal-for-contact-form-7-wordpress-plug-in/
Google Analytics側でのパラメータの解釈の仕方は下記に記載されています。
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/analyticsjs/events
WordPress+contact7以外の場合は、下記のサイトに従えばで実現可能です。
http://www.lunametrics.com/blog/2015/07/01/gtm-track-forms-no-thank-you/
ちなみに上記のサイトにも出てきますが、Googleタグマネージャーって結構便利です。Google Analyticsのように、サイトにスニペットを入れておけば、後はGoogleタグマネージャーの管理ページから、いろいろなスニペットを追加・削除できます。
https://www.google.com/analytics/tag-manager/