意外な盲点かもしれませんが、使用しているブラウザによって成約率に違いがあるようです。
あるサイトでの結果です。
Internet Explorer(IE):3.5%
Chrome:2.0%
FireBox:2.4%
これって、すごい差です。
IEはChromeの1.5倍の成約率です。これはつまり収益も1.5倍ということです。Chrome経由での売り上げが100万円だったら、その間IEでは150万円も稼いでしまいます。
いったいなぜブラウザによってここまでバラつきがあるのでしょうか?
ITリテラシー要因の可能性
私の偏見ですが、IEユーザーはITリテラシーが比較的低い方が多いと思います。
理由は簡単でWindowsがインストールされているパソコンを買うと、標準で設定されているブラウザはIEなのでそのまま使い続ける人がいるからです。
少しパソコンを知っている人だと、IEは動作が遅いので(今はかなり改善されましたが、全般的な印象です)FireFoxやChromeをダウンロードして使います。
これも偏見ですが、パソコンに慣れている人ほど、がっつり検索して自分の欲しい答えにたどり着く努力します。その方法を知っているといったほうが正しいでしょうか。
ことインターネットショッピングに関していうと、慣れている人は少しでも安いところやサービスの良いところを探すので、サイト訪問量は多くても実際に買うところは一箇所だけなので当然成約率は下がります。
自分のサイトで検証しました
サンプルが一つだといまいち信憑性にかけるので、自分のサイトも見てみました。
このサイトは主に健康グッズを売っています。
Safari:1.38%
Chrome:1.35%
Internet Explorer:3.04%
Firefox:2.10%
圧倒的ですね。(SafariはiPhoneからの閲覧もカウントされているので、マック経由だけで換算するともう少し高いと思います。)
まとめ
IE対応ってほんとうに面倒なんです。Web系開発者なら当たり前すぎて話題にも上らないんじゃないでしょうか。動作が速いからChromeとかFireFoxで開発して、いざIEでブラウザテストっていう段階で驚愕の結果を目にした という方、たくさんいらっしゃると思います。
でもこの結果をみるとIEこそ力を入れなきゃいけないブラウザだということがわかります。はぁぁ。。とため息がでそうです。
ただChromeやFireFoxを使っているユーザーをおろそかにしていいわけではありません。彼らのITリテラシーが高いと仮定した場合、閲覧したサイトがふざけた表示をしていたら、それこそFacebookとかTwitterでバズられてしまう可能性も高いです。
手を抜いていいところなんてないんですね。はい!わかりました!。。