4. Magentoのインストールを開始します

作成したテストサイトにアクセスするとインストール画面が立ち上がります。

I agree... のチェックボックスをチェックしてContinueを押下すると、場所、タイムゾーン、貨幣の設定画面が表示されます。

日本で使用する場合は上記のように、設定し、Continueをクリックします。

ホスト情報の入力画面が表示されます。難しいことはないと思いますが、念のため解説しておきます。
Database Type: MySQLと入力します。
Host: DBが入っているサーバ名です。Magento本体と同じサーバに入っている場合はlocalhostでOK
Database name: ご自身で作成したデータベース名
User name: ご自身で作成したデータベースユーザ名
User password: ご自身で作成したデータベースパスワード
Tables prefix: テーブルにPrefixを使っているかたはここにいれる（マルチサイトを運営している人用と思われます）

BaseURL：サイトのURL
Admin Path：管理者画面のパスです。adminと入れると、サイトURL＋adminで管理画面にアクセスできます。

Enable Charts：管理画面のダッシュボードでチャートを表示させる
Skip Base URL Validation Before the Next Step：自動的にトップページを認証できない場合にチェックを入れます。
Use Web Server (Apache) Rewrites:Rewireルールを書く場合にチェックを入れます。
Use Secure URLs (SSL)：SSLを使用する場合にチェックを入れます。

Save Session data in:セッションデータをファイルベースで持つか、データベースで持つかを決めます。

ここで下記のようなエラーが出る場合は、Skip Base URL Validation Before the Next Stepにチェックを入れて試してみてください。

Skip Base URL Validation Before the Next Step

次に管理者のIDを登録する画面が表示されます。
簡単な情報なので特に説明は必要ないと思いますが、下記だけ念のために書いておきます。
Encryption Key：暗号化の鍵です。入力しない場合は、自動で生成されて、次の画面で確認することができます。

最後にアンケートに答えるページが表示されます。また、先ほど自動で生成されたencrypt keyが表示されるので忘れずに控えておいてください。

ここで自身のサイトへアクセスしてみましょう！

せーの、ドン！

1.9.1をインストールした方は、こっちが　ドン！ 1.9.1からはデフォルトがレスポンシブデザインになっていいるみたいですね！

おめでとうございます！以上でインストール完了です！！

これがデフォルトのトップページです！！

インストールを終えて

お疲れ様でした。

いかがでしょうか？ WordPressに負けず劣らずの簡単インストールですね。

世界中に利用者と開発者がいるMagentoでは、これからどんどん新しい機能が追加されていくと思います。

世界中の人をカスタマーに持つことを前提としているショップオーナーさんもいらっしゃると思いますが、Magentoはそんな方にお勧めです。多言語対応やマルチカレンシーなど今後発生するであろう問題はすでに考慮ずみです。

何よりオープンソース＝無料というのがすばらしいです。スタートアップや規模の小さい会社はショッピングカートに多額の資金をつぎ込めません。

そこにきてMagentoならば初期費用は、セットアップとデザインのカスタマイズだけで済みます。私自身、この手の引き合いはすごく多いので、これからバシバシMagentoを提案していきたいと思います！

次回からはMagentoの具体的な運用方法を紹介していきたいと思います。