LinkedInの新アプリ。メールに発信者のプロフィールを紐付け
LinkedInを使っている方に朗報+警笛です。>
LinkedInとはなんぞや?
LinkedInとはSNS(Social Network Service)の一種です。LinkedInを使うとオンライン上に自身の履歴書を書き込むことができます。そしてFacebookのように仲間を増やし、情報をシェアし合うことでソーシャルなネットワークを形成することができます。
Facebookとの違いは、よりビジネスに特化したSNSということです。LinkedInでは個人の経歴についてFaceBookよりも遥かに細かく記載することができ、専門分野のグルーピングなども発達しています。
そしてなにより、企業の人事担当もこのLinkedInのプロフィールを参照することが多く、ヘッドハンティングじゃないですが、向こうからオファーメールが届いたりします。
私もたまに大手IT会社からオファーをもらうことがあります。心がゆらぐこともしばしば、、、、とこの辺は今回の趣旨からはずれるのでやめます。
新アプリについて
今回の話題はLinkedInが発表したiPhone用新アプリについてです。
このアプリを使うと、メールを受信したときに、送信者の写真が表示され、クリックするとその人のプロフィールが表示されるもののようです。
LinkedInをフル活用して、仲間もたくさんいる人は便利かもしれませんね。名詞と同じで繋がったことがある全ての人を記憶しておくことは困難ですから。
しかし、別の観点からみると、このアプリはemailのヘッダー部分を読み込めているということです。一応テキスト部分は読めないとのことですが、誰から誰へメールを送っているという事実を握られるというのは十分に個人情報の侵害だと考えられます。
また、アプリインストールの間はemailのパスワードをキャッシュします。LinkedInはキャッシュするのは2時間だけで、それ以降は一切保持しないといっていますが、これって本当にセキュアなのでしょうか?
iOSのカレンダーから、知られたくない情報も引っ張りだされて、暗号化なしで扱われたりもするようです。
FaceBook,Twitter,LinkedIn 他、SNSを活用している方は本当に気をつけてください。いくら個人情報の安全性をうたっているサービスだって、自身の情報を他人に渡していることには変わりません。今回のケースのように意図しない使われ方をする場合も十分にあります。
Facebookの写真のタグ機能も、私の周りでは被害を受けている人がたくさんいました。周りに知られたくないことだってあるのです。誰も彼も自分の生活をオープンにしたいわけではないのです。
便利は時として、何かを犠牲にしている場合もあります。
自分の身は自分で守る。
これをしっかり頭にいれて、インターネットライフを楽しんでください!
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